鍼灸治療で行う鍼施術とは？
- 2022.04.20
安養堂鍼灸院では、鍼灸治療を行っていますが、鍼灸治療の中のひとつ、鍼施術について簡単に紹介しますね。
鍼施術は、細い針を体のあちこちにあるツボと言われる部分に刺す治療方法のことを言います。
体に刺す細い針は、ステンレス製もしくは、銀製のものを使用し、長さは15㎜～90㎜、太さは0.1㎜～0.3㎜というとても細いものを使用しています。
どんなに細くても針を体に刺すのは痛いだろうと不安に思うかもしれませんが、実際の施術を受けるとほぼ痛みを感じることがないことに驚かれると思います。
痛みを感じさせずに針を刺す手法は、日本独自のもので江戸時代前期 杉山和一が、鍼管（ストロー状の菅）を使って針を刺す管鍼法（かんしんほう）と言われるものが主流ですが、鍼管を使わずに行う撚鍼法（ねんしんほう）を行っている鍼灸院もあります。
針は目的の場所まで刺され、その後、鍼灸師は、その針をまっすぐに抜く単刺術（たんしじゅつ）、上下に動かす雀啄術（じゃくたくじゅつ）、回旋させる回旋術（かいせんじゅつ）、振動を与える振せん術（しんせんじゅつ）、針を刺したままの状態で一定時間そのままにしておく置鍼術（ちしんじゅつ）、針に低周波の電気を通す施術などがあり、症状に合わせた施術が行われます。
安養堂鍼灸院では、患者さんの症状に合わせて最適な施術を行っているので、安心して治療を受けることが可能です。なかなか改善しない痛みなどがある場合は、一度相談・お問い合わせしてみてくださいね。